「おんたま70」にご訪問ありがとうございます。
2019年は過去最多の9回、7軒の温泉宿に宿泊しました。
宿泊先はこちら。
| 宿泊月 | 都道府県 | 温泉地 | ホテル・宿名 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 栃木県 | 那須 | ホテルサンバレー那須 |
| 2月 | 栃木県 | 那須 | ホテルサンバレー那須 |
| 4月 | 群馬県 | 四万 | 四万グランドホテル |
| 6月 | 福島県 | 新甲子 | みやま荘 |
| 7月 | 新潟県 | 越後湯沢 | 湯沢グランドホテル |
| 9月 | 栃木県 | 鬼怒川 | ホテルサンシャイン鬼怒川 |
| 10月 | 群馬県 | 草津 | ホテルヴィレッジ |
| 11月 | 栃木県 | 那須 | ホテルサンバレー那須 |
| 12月 | 栃木県 | 塩原 | ホテルニューもみぢ |
この中で泊まって良かった温泉宿を「温泉」「食事」「総合（満足度）」の各部門でランキングしてみたいと思います。
個人的な好みもあるとは思いますが、皆様の温泉宿選びの参考になれば幸いです。
温泉部門
温泉部門では、お風呂や泉質の良かった温泉宿をご紹介したいと思います。
【福島県／新甲子温泉】みやま荘
温泉部門第1位は福島県西郷村にある「新甲子温泉 みやま荘」です。
個人的にはここのお湯が一番好き！
泉質の良さと、圧巻の広さの露天風呂で文句なしの1位。
化粧水のようなトロトロのお湯が100％源泉かけ流しです。
露天風呂はお湯が茶色く見えますが、お湯そのものは微黄褐色で温泉に含まれる鉄イオンが空気に触れることで酸化し、岩が茶褐色になっているらしいですよー。
内湯の浴槽は深めで温泉がより濃く感じられます。
おもしょさん、皮膚科に通うレベルで顔の肌荒れがひどくて特に冬は乾燥して埴輪みたいに顔の皮膚がガッサガサなんですけど、みやま荘の温泉に浸かると
ぷるるん…てなるんです。
分かる？顔がね。
ぷるるん…てなるの。
(*￣ω￣*)ﾌﾟﾙﾝ…
このお湯はマジですごい。
正真正銘の「美肌の湯」だと思います。
※宿泊者は趣の異なる姉妹館、五峰荘のお風呂も無料で利用できます。
泉質：硫酸塩泉(ナトリウム－硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉))
pH：7.2
泉温：71.3℃
湧出量：205ℓ/分
メタケイ酸含有量：64.3mg
【栃木県／那須温泉】ホテルサンバレー那須
画像：ゆめやど
温泉部門第2位は栃木県の那須高原にある「ホテルサンバレー那須」です！
本館の「湯遊天国」では「硫黄泉（那須温泉）」「マグネシウム泉（平成の湯）」「弱アルカリ泉（新那須の湯）」の3つの泉質を一度に味わうことができます。
まさに温泉三昧
【硫黄泉】
画像：ホテルサンバレー那須
【マグネシウム泉】
画像：じゃらん
【弱アルカリ泉】
画像：じゃらん
広い敷地内には9つもの趣の異なる宿泊棟があり、他の宿泊棟のお風呂も利用できます。
【硫黄泉（那須温泉）】
泉質：単純硫黄温泉（硫化水素型）（中性低張性高温泉）
泉温：42.4度
pH値：6.8
【マグネシウム泉（平成の湯）】
泉質：ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉（低張性弱アルカリ性温泉）
泉温：35.9度
pH値：7.7
【弱アルカリ泉（新那須の湯）】
泉質：ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉（低張性弱アルカリ性高温泉）
泉温：77.9度
pH値：8.1
【群馬県／四万温泉】四万グランドホテル【室生の湯】
画像：じゃらん
温泉部門第3位は群馬県の四万温泉にある「四万グランドホテル」です。
国民保養温泉地第一号に指定された四万温泉は「日本三大胃腸病の名湯」としても有名です。
「四万の病を治す霊泉」ということから四万温泉と名付けられたそうです。
【岩船の湯】
画像：じゃらん
【メルヘンの湯】
画像：ゆめやど
膨大な湯量を誇る四万グランドホテルはもちろん源泉かけ流し。
天然の保湿成分である「メタケイ酸」を通常の3倍も含んでおり、正真正銘の「美肌の湯」です。
泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物、硫酸塩泉（中性低張性高温泉）
pH：?
泉温：70～80℃
湧出量：1,600ℓ/分
メタケイ酸含有量：175mg
「四万グランドホテル」には3種類のお風呂がありますが、姉妹館の「四万たむら」には6種類のお風呂があり、「湯めぐりパスポート（540円）」を購入することで全部で9種類のお風呂を楽しむことができます。
まさに湯巡り！
【群馬県／草津温泉】ホテルヴィレッジ温泉部門第4位は群馬県の草津温泉にある「ホテルヴィレッジ」です。
画像：じゃらん
泉質の面で草津温泉はやっぱり外せないですよね。
草津温泉には6つの代表的な源泉が存在しますが、その中でも一番有名な「湯畑源泉」を使用しています。
草津の温泉は1円玉を浸けておくと1週間で跡形もなく無くなるほどの強酸性温泉ですが、湯畑源泉は比較的マイルドなお湯で肌の弱い方でも楽しめる温泉です。
内湯は広～い湯船にこの上質な湯畑源泉が惜しみなく掛け流されています。
湯船が2つに仕切られていて、あつ湯とぬる湯の2種類の温度が楽しめます。
画像：ホテルヴィレッジ
併設しているプール＆温泉施設「テルメテルメ」には「万代鉱源泉」と希少な「わたの湯源泉」のお風呂もあり、3種類の泉質を楽しむことができます。
源泉名：湯畑源泉
泉質：酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 硫化水素型（低張性酸性高温泉）
ｐH：2.08
泉温：あつ湯43度 ぬる湯40度
食事部門
食事部門では、料理が美味しかった温泉宿をご紹介したいと思います。
2019年は7軒中6軒がバイキングだったので、評価が難しいところではありますが…。
【群馬県／四万温泉】四万グランドホテル
食事部門第1位は群馬県の四万温泉にある「四万グランドホテル」です。
ここのバイキングは色々な種類があって本当にレベルが高い！
何食べても美味い！
特にこれ。
ローストビーフ！
これマジで絶品！
食べなきゃ損！
料理名が分からないけど、カニの爪が乗ったものすごく美味しい何かもめっちゃ美味しかったです。
【栃木県／那須温泉】ホテルサンバレー那須
食事部門第2位は栃木県の那須高原にある「ホテルサンバレー那須」でした。
本館6階（最上階）の「スカイホール」で朝夕バイキングです。
2019年は3回宿泊しましたが、毎月料理の内容が違うので飽きずに楽しめました。
ライブキッチンではお寿司や天ぷら、ステーキなど出来立ての料理が楽しめます。
カニも食べ放題。
デザートの種類が豊富なのも嬉しいです。
季節によってイチゴだったり栗だったり。
プリンが絶品！
【栃木県／塩原温泉】ホテルニューもみぢ
食事部門第3位は栃木県の塩原温泉郷にある「ホテルニューもみぢ」です。
伊東園ホテルズの宿なのですが、「和食膳＋ハーフバイキング」です。
もちろんアルコール飲み放題もついています。
ハーフバイキングの料理も美味しかったですし、自分で作る釜飯が楽しいです。
朝食では自分で好きな魚を焼いて食べられます。
食事を楽しめる宿でした。
【福島県／新甲子温泉】みやま荘
食事部門第4位は福島県西郷村にある「新甲子温泉 みやま荘」です。
唯一お食事処での和食膳だったので、ランク付けが難しかったです。
好きなものを好きなだけ食べられるバイキングもいいけど、和食膳は自分のためだけに用意された料理なので特別感がありますよね。
みやま荘の料理は福島牛の銅板焼きや会津の郷土料理の「鯉のうま煮（甘露煮）」などが季節の食材と共に味わえます。
別注の地酒は大女将の実家の酒蔵で作ってるお酒なんだそうな。
自家製の茶碗蒸しも絶品！
朝食はシンプルな日本の朝ご飯という感じですが、朝食に出る温泉たまごがヤバイ！
姉妹館五峰荘の女将さんの実家が鶏卵店らしく、そこの黒鶏の卵で作った温泉たまごです。
黄身の濃度がすごく濃くてむちゃくちゃ美味しいです。
10個ぐらい食べたい。
総合（満足度）
総合部門では、温泉・食事に加え、客室や館内、接客やサービス、価格等を全て加味した上で、満足度の高かった温泉宿をランキングしたいと思います。
【福島県／新甲子温泉】みやま荘
| 総合 | |
|---|---|
| 部屋・清潔感 | |
| 風呂・泉質 | |
| 食事 | |
| 接客・サービス | |
| 価格 |
温泉部門1位、食事部門4位にランクインした「新甲子温泉 みやま荘」が総合で1位となりました。
風呂良し、食事良しのみやま荘ですが、唯一の弱点は建物の古さかな？
「THE 旅館」といった感じが好きな方は気にならないと思いますが、リゾートホテルのような綺麗さや高級感を求める方には向かないかなと思います。（山間の宿なので虫も出ますし）
若女将の人柄やスタッフの細やかな気遣いが温かい家庭的な宿です。
【群馬県／四万温泉】四万グランドホテル
| 総合 | |
|---|---|
| 部屋・清潔感 | |
| 風呂・泉質 | |
| 食事 | |
| 接客・サービス | |
| 価格 |
温泉部門3位、食事部門1位の「四万グランドホテル」が2位にランクインしました。
やはり温泉好きには湯巡りがたまりません。
1泊で9種類全てのお風呂を巡るのもなかなか大変ですが、めちゃくちゃ楽しいです。
すぐ隣にはジブリアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる「積善館」があります。
【栃木県／那須温泉】ホテルサンバレー那須
| 総合 | |
|---|---|
| 部屋・清潔感 | |
| 風呂・泉質 | |
| 食事 | |
| 接客・サービス | |
| 価格 |
温泉部門、食事部門ともに2位の「ホテルサンバレー那須」が3位にランクインしました。
1泊では物足りず、2ヶ月連続で宿泊しました。
3種類の異なる泉質が一度に味わえるところなんてなかなか無いので、温泉好きにはたまらない宿です。
関東主要駅からの直行バスプランがあるのも嬉しいサービスですね。
総合4位は悩みに悩んだ末、ランキングするのをやめました。
なぜならばどの温泉宿もそれぞれ良さがあり、優劣が付け難かったからです。
基本的に宿泊した宿は全て良かったですし、また泊まりたいと思える宿ばかりでした。
以上、皆様の宿選びの参考にして頂ければと思います。
