栃木県の川治温泉にある「リブマックスリゾート川治」に宿泊しました。
こちらの宿、元々は「らんりょう」という川治温泉では有名な老舗温泉宿だったんですが、ビジネスホテルなどを運営する不動産企業、リブマックスに買い取られたようです。
私はらんりょう時代に泊まったことはないのですが、リブマックスになってからは一部の部屋を半露天風呂付の客室に改装して格安料金で提供しています。
憧れの（半）露天風呂付客室に格安で泊まれるなんて、貧乏温泉ライターのおもしょさん的には願ったり叶ったりです。
玄関はこんな感じ。
宿はそれなりに大きいですが、入口がびっくりするぐらい小さいです。
画像：リブマックスリゾート川治
中に入るとフロントとロビーがあります。
綺麗ですし中は広いです。
リブマックスリゾート川治は既に2回宿泊しているお気に入り宿の一つです。
どうやらおもしょさんは気に入ると短期間でリピートする傾向があるようです。
客室
リブマックスリゾート川治に泊まるなら半露天風呂付の客室に泊まらなければ意味がないと思います。
格安で半露天風呂付客室に泊まれるのがリブマックスリゾート川治の最大の魅力ですから。
2回宿泊しましたので、泊まった部屋をそれぞれご紹介したいと思います。
モダン和室8帖+次間【半露天風呂付客室】
画像：じゃらん
初めて宿泊した部屋はこちら。
半露天風呂がついてるこの部屋が1泊2食付きで9,000円という意味分からない安さです。
もちろん部屋の半露天風呂のお湯も温泉です。
こんなん即ポチですやん。
_ρ(￣ ￣*)ぽち♪
部屋の間取り図はこちら。
画像：リブマックスリゾート川治
では、玄関からご紹介しまーす。
今回宿泊したのは407号室。
玄関も無骨な鉄の扉じゃなくて和風の温泉旅館って感じで好きです。
玄関に入ると横に2帖ぐらいのちょっとしたスペースがあるんですが、多分それが次間。
荷物を置いておくスペースですかねー。
部屋の中はというと…
こんな感じ。
ベッドが大きいので8帖だとやや手狭感がありますが、おもしょ的には十分かな。
もう少し広い方がいい人は10帖のモダン和室もありますよ。
このベッドですが、あのシモンズ製です。
シモンズ製のベッドはマジで寝心地最高です。
おもしょエリア（広縁）もあります。
部屋からの景色はこちら。
真冬の1月に泊まったので雪があって激寒です。
夜になると男鹿川がライトアップされて綺麗です。
見てこの景色。
真冬の川治は空気が澄んでいて星空が綺麗でした。
この景色を眺めながら部屋の半露天に入れるのでめっちゃ贅沢です。
ほんまに9,000円でええの？
部屋の半露天はこんな感じ。
信楽焼？の湯船です。
蛇口の片方が温泉でもう片方が水です。
温泉は熱いので水と混ぜて丁度いい湯加減にしてくださいってことだと思うんですが、それだと折角の温泉が薄まるので温泉のみを湯船に貯めて、丁度いい湯加減に冷めたところで入るのがおすすめ。
温泉宿によくあるお茶請けはありませんが、その代わり無料のミネラルウォーターとコーヒーが置いてありました。
冷蔵庫の中身は空。
トイレはNationalのシャワートイレ付。
半露天風呂とは別に普通のバスルームもあります。
多分改装前から元々あったお風呂ですね。
一応このお風呂のお湯も温泉らしいです。
半露天はシャワーや洗い場がないので、大浴場に行かない人はこのお風呂で体洗えってことですかねー。
喫煙可の部屋だったのでプラズマクラスターもありました。
ありがたやー。
デラックススイート【半露天風呂付客室】
画像：じゃらん
こちらはおもしょさんの生誕記念日に宿泊したデラックススイートのお部屋です。
やっぱりお誕生日はちょっと贅沢したいじゃないですか。
部屋にマッサージチェアがあるんですよ！
うらやましかろぅ？
うらやましかろぅ？
1部屋しかない特別室なのでちょっとお高い…かと思いきや、1泊2食付きで13,500円という意味分からない安さ。
間取り図はこちら。
画像：リブマックスリゾート川治
面積が70平米もあるのでかなり広いです。
玄関入ったところですが、すでに高級旅館に泊まりに来たような雰囲気です。
広いし綺麗だし、さすがデラックススイート。
おしゃれな障子が何だか妖艶で大奥を彷彿とさせます。
女「殿！いけませんわ！」
殿「良いではないかー」
女「殿！おやめください！」
殿「まぁまぁ、そう固いことを言うでない」
女「いやっ！殿！お戯れがすg…」
殿「えぇ～い！」
女「あぁぁぁれぇぇぇぇぇ～」
とか言って着物の帯を引っ張って女子（おなご）をぐるぐるさせたくたる感じ？
絶対大奥ごっごするやつおると思う。
バルス！
バルス！（滅びの呪文）
エロ障子の裏におもしょエリア（広縁）がありました！
狭っ！
マッサージ機が邪魔で左側に入るのは一苦労。
狭いけど広縁大好きなので無いより全然マシ。
部屋からの景色はこんな感じ。
実はこのデラックススイートはフロントやロビーと同じ階（2階）にあるんです。
低層階なので眺望は期待できないかなーと思ってたんですが、宿自体が高いところにあるので低層階でも眺望がいいんですね。
おや？
川の向こう側に見える背の高いホテルは以前泊まった伊東園ホテル「一柳閣本館」です！
こちらの宿も安くてコスパ良かったですよー。
デラックススイートの半露天風呂は
モダン和室と同じですねー。
でも浴槽の周りが少し広いです。
奥には寝室（ベッドルーム）があります。
もちろんシモンズ製のベッド。
温泉宿って浴衣が用意されてるところが多いと思うんですが、リブマックスリゾート川治は半袖短パン（七分丈ぐらいかも）の部屋着が用意されています。
※浴衣もあります。
浴衣ははだけるし寒いから個人的には嫌いなんですよね。
いつも持参した部屋着かパジャマを着ているのでこのサービスは嬉しいです。
軽くて動きやすい。
寝室にも大きなテレビがあります。
モダン和室にもあったデジタル時計なんですが、目覚まし機能はもちろん、Bluetooth接続でスマホから音楽を流したりもできます。
これ欲しい。
スマホの貸し出しもしてました。
外国人向けですかねー。
洗面所も小さいけどオシャレですねー。
こちらは部屋のお風呂。
ユニットバスみたいなのかと思ったら思いの外ちゃんとしたお風呂でさすがデラックススイート。
トイレはTOSHIBAのシャワートイレがついてました。
てか、トイレットペーパーの上のスマホ置きがめちゃくちゃ便利でありがたや。
冷蔵庫は冷凍室がついた縦長のやつでしたー。
無料のミネラルウォーターとコーヒー。
この部屋が1泊2食付きで13,500円とか信じられん。
誕生日は毎年ここでいいかもしれん。
リブマックスリゾート川治のプランはこちらから。
温泉
リブマックスリゾート川治には本館一階と地下一階にそれぞれ露天風呂併設の大浴場があり、男女入替制となっています。
大浴場「十三泉」
こちらは本館一階の大浴場。
浴槽も広くて開放的です。
やっぱり広いお風呂は大好きです。
お湯の温度も丁度良くて気持ち良かったです。
露天風呂「山河」
本館一階の大浴場に併設された露天風呂。
浴槽はちょっと小さめですかねー。
川治のお湯はぬるいので冬は露天だと体が温まらなくて寒いかも。
【利用時間】
15:00～26:00（男性）
4:00 ～11:00（女性）
岩風呂「蘭陵」
地下一階の大浴場。
縦に長く浴槽もかなり広いです。
ゴツゴツした岩で出来ていて洞窟みたいになったエリアもあります。
露天風呂「表日光」「奥日光」
岩風呂の奥から外に出て階段を上がると露天風呂があります。
こちらが「表日光」
浴槽は檜かな。
湯けむりが幻想的です。
しかしお湯がぬるくて真冬だと寒い。
こちらが岩風呂の「奥日光」
ここに入っている時に気付いたんですが…
これは…。
チ〇コですよね？
もしや…
と思い回りを見回すと…
あかーん！！
これはあかん。
モザイク必要？
石だからいいよね？
てか何？
川治って子宝の湯なの？
調べてみたら近くに「霊石 おなで石」っていうチンｋ…もとい、露骨に如何わしい形の石が祀られてて、それをナデナデしながら願うと子宝や安産祈願、無病息災や家内安全が叶うんだと。
(´ω`)ﾉﾞΩﾍｰﾍｰﾍｰﾍｰﾍｰ。
ちなみに「壺日光」という樽風呂があったんですが、ただの水でしたｗ
【利用時間】
15:00～26:00（女性）
4:00 ～11:00（男性）
貸切風呂「絹」
地下2階には貸切風呂の「絹」があります。
画像：リブマックスリゾート川治
おもしょさんは低所得の貧乏人なので基本的に有料の貸切風呂は利用しません。
無料だったら喜んで利用しますけど、有料だと見向きもしません。
でもね。
リブマックスリゾート川治の貸切風呂はバカ広いらしいんですよ。
画像：リブマックスリゾート川治
脱衣場でこの広さですよ？
こんなんその辺の宿の大浴場と変わらんやん。
画像：リブマックスリゾート川治
めっちゃ広ぉーい！！
こんなん貸切だったらおもしょさん子供みたいにはしゃいじゃいますよ。
泳いだりシンクロナイズドスイミングの真似とかしちゃいます。
画像：リブマックスリゾート川治
樽風呂もあるやん。
逆立ちして足だけ出して「犬神家の一族！」ってやってみたくなる衝動。
しかしこれだけ広い貸切風呂なら有料でも利用してみたいですねー。
部屋に貸切の半露天があるから貸切風呂はアウトオブ眼中（死語）だったんですよね。
今度行ったら予約してみちゃうかもです。
ご利用時間：24時間
ご利用料金：予約制 3,000円/45分
※ご利用の際はフロントにお声がけを。
泉質
リブマックスリゾート川治の泉質はこちら。
源泉名：川治1号・2号混合泉
泉質：単純温泉（弱アルカリ性低張性高温泉）
泉温：40.5℃
湧出量：560.0ℓ/分
pH：7.8
メタケイ酸含有量：49.4mg
川治のお湯は無色透明、無味無臭であまり目立った特徴はありませんが、お湯が柔らかくて肌に優しい泉質です。
個人的には鬼怒川より川治の方が好き。
鬼怒川は塩素消毒してる宿が多いので泊まってがっかりすることが多い。
その点川治は源泉かけ流し。
湯量が豊富な証拠ですねー。
湧出時の泉温が約40度とすでに適温なので、冬の露天風呂なんかは外気にさらされて冷めてしまいます。
だから川治のお湯はぬるいんですねー。
加温してくれればいいのにって思うのですが、加水、加温、循環ろ過、塩素消毒一切なしの100％源泉かけ流しにこだわっているんでしょうね。
DHC製のシャンプー、コンディショナー、ボディソープがすごくいい！
画像：るるぶトラベル
格安温泉宿の大浴場に置いてあるシャンプーとかボディーソープっていかにも安物って感じのものが多いですよね。
全然泡立たなかったり、使うと髪の毛ギシギシになったり、肌が突っ張ったり…。
リブマックスリゾート川治のシャンプー、コンディショナー、ボディソープはDHC社と共同開発したリブマックス専用の製品らしくて、香りも使用感もめっちゃいいです。
売店に売ってたら少々高くても買って帰りたいぐらいなんですが非売品なんですよねー。
売ってよリブマックスさん。
温泉タオル
リブマックスの温泉タオルでーす。
薄手だけど温泉で使うには丁度いい厚さかな。
リブマックスリゾート川治のプランはこちらから。
食事
食事は朝夕共にバイキングです。
夕食
夕食バイキングはこんな感じ。
ライブキッチンや料理の内容は時期によって変わりますが、一回目に泊まった時より二回目に泊まった時の方が品数が減った気がしました。
バイキング会場はホテルの一番端にありますが、換気が悪いのか煙や匂いが充満していました。
改善されるといいですねー。
どこの宿でもそうですが、バイキングは混雑していると並ばないと入れないので空いている時期を狙って宿泊するのをおすすめします。
そういえば嫌な思い出がひとつ。
2回目の宿泊時に炭火で焼き鳥を焼いていたら（自分で焼くスタイル）一瞬目を離した隙に他の宿泊客に持って行かれました。
時間かかるのにマジ不愉快。
足の爪剥がれろ。
朝食
朝食も同じ会場でバイキングです。
画像：じゃらん
おんたまあるやーーーーん！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
おんたまのつゆもピッチャーで入れ放題なのが嬉しい。
おんたまつゆだくで！
野菜の煮物など和食が中心で美味しかったですー。
施設案内
リブマックスリゾート川治の施設をご紹介します。
【B1・B2】
地下一階は大浴場の岩風呂と露天風呂
地下二階には貸切風呂があります。
こう見ると貸切風呂がめちゃくちゃ広いですねー。
気になる気になる。
【1F】
画像：リブマックスリゾート川治
1階は大浴場と露天風呂の他、カラオケルーム（有料）、キッズコーナー、ゲームコーナー、コンベンションホール（有料）、バイキング会場などがあります。
【2F】
宿の玄関は2Fにあります。
フロント、ロビー、売店、ラウンジなどがあります。
私が泊まったデラックススイートは201号室でした。
お風呂にもバイキング会場にも行きやすいので意外と便利でした。
【3F】
3階には麻雀ルーム（有料）があります。
【4F】～【6F】
4階～6階は全て客室です。
足湯
駐車場の端に無料の足湯があるのですが…。
現在はメンテナンスの為、利用できなくなっているそうです。。。
_(┐「ε:)_ ｽﾞｺｰ
おすすめのお土産
画像：リブマックスリゾート川治
リブマックスリゾート川治のおすすめのお土産は入浴剤です。
画像：じゃらん
リブマックスグループの各地の温泉をイメージした入浴剤が全9種類あります。
※川治はありません。
1包150円。
9種類全部買おうとしたら1種類無くて8種類買って帰りました。
メーカーは「温泉の素.com」なので質もいいです。
親しい人へのお土産にも最適です。
アクセス
【所在地】
栃木県日光市川治温泉川治11
【電話番号】
0288-78-0011
【FAX】
0288-78-0261
【鉄道】
東武日光線「下今市駅」→ 東武鬼怒川線 「新藤原駅」→野岩鉄道会津鬼怒川線「川治湯元駅」下車
新藤原駅から先はSuicaが使えません。
川治湯元駅は無人駅のため、Suicaで乗車した場合は新藤原駅で一回改札を出て切符を購入する必要があります。
【自動車】
【東京方面】東北自動車道→「宇都宮IC」→日光宇都宮道路→「今市IC」→国道121号
【東北方面】 東北自動車道→「矢板IC」→国道461号→国道121号
※無料駐車場あり 60台
温泉宿データベース
| 部屋 | ・モダン和室8帖+次間【半露天風呂付客室】 ・デラックススイート【半露天風呂付客室】 |
| Wi-Fi | 有 |
| チェックイン | 15:00～ |
| チェックアウト | ～11:00 |
| 入浴時間 | 15:00～26:00 4:00 ～11:00 |
| 夕食 | バイキング |
| 朝食 | バイキング |
| バス | 有 |
| トイレ | 有 |
| シャワートイレ | 有 |
| 冷蔵庫 | 空 |
| 広縁 | 有 |
| 料金 | 9,000円 13,500円 |
半露天風呂付の客室が1泊2食付きで9,000円～ってめちゃくちゃ安いですよね。
露天じゃなくて半露天だから微妙って思う人もいるかもしれませんが、半露天で客室露天風呂の雰囲気を味わえるだけでもかなりの贅沢じゃないかと思います。
しかも源泉かけ流しでこの安さ。
コスパ最強です。
温泉を独り占めできる贅沢がこんな格安で味わえるなんて神宿だと思いますよ。
デラックススイートも13,500円と部屋のグレードを考えたらかなりの破格でしたが、今回はじゃらんポイントを2,000ポイント使って1泊11,500円になりました。※入湯税別
こんなに安ければ何度も泊まるよねー。
おもしょさんは毎回「じゃらん」で温泉宿を予約してじゃらんポイントを貯めてるんです。
温泉に行く回数も多いですからねー。
たまにポイント10倍とかやってるとすぐポチっちゃいます。
_ρ(￣ ￣*)ぽち♪
貯まったポイントは誕生日月でちょっと贅沢したい時とか、どうしても泊まりたいけどちょっと高い宿とかに使ってます。
温泉宿は「楽天トラベル」とか「じゃらん」とか、決まったところで予約してポイントを有効活用するのがおすすめです。
総評
【総合評価】
【部屋】
【風呂】
【食事】
【接客・サービス】
【価格】
半露天風呂付の客室なのに1泊2食付きで1万円前後で泊まれるのは文句なしの5点です。
コスパ最強。
部屋も改装したばかりなので綺麗ですし、温泉の泉質も良いです。
こんな格安で客室露天の雰囲気を味わえる宿は他にないですよー。
しかも源泉かけ流し。
やっぱり温泉は源泉かけ流しに限ります。
自信を持っておすすめできる宿なので気になった方は是非泊まってみてください。
リブマックスリゾート川治のプランはこちらから。
