群馬県の草津温泉にある「ホテル一井」に宿泊してきました。
草津温泉の代名詞とも言える「湯畑」が目の前にある立地最高のホテルです。
本当に湯畑の目の前。
徒歩0分で湯畑なんですから立地の良さは数ある草津の温泉旅館の中でも最強と言えるでしょう。
「ホテル一井」はずっと憧れのホテルでしたが今回遂に念願叶って宿泊できました！
2月だったので万年ノーマルタイヤのおもしょCarでは行けないと思って電車で来ましたが、今年は近年稀にみる暖冬で全く雪がありませんでした。
特急草津に乗ったの4年振りかなー。
草津に向かう電車やバスの中で大学生ぐらいの集団が「やばい！全然雪が無い！」って騒いでましたが、スノボのボード持ってたのでスキー・スノボ目的だったんですね。
そういえば「草津に向かいます！」ってTwitterでツイートしたらまさかのゆもみちゃんから返信があり、バスターミナルに姿を現す時間を教えてくれたので会いに行きました。
チェックインを済ませて湯畑から坂道をテクテク登ってバスターミナルへ。
もうおじさん汗だく＆息切れ。
バスターミナルも1階と2階があるのでどっちに来るのか分からず、階段を登ったり下りたりして、まるで飛行機で旅立つ恋人を引き留めるために空港内を探し回るドラマのワンシーンみたいに必死で探しました。
時間的に帰る旅行客の見送りかなと思って出発側のバス乗り場に行くと…
ｲﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!
やっとゆもみちゃんに会えた～。
ｱｰﾝ(´Д`≡´Д`)ｱｰﾝ
めっちゃ可愛いｗ
ﾕﾓﾐﾁｬｰﾝヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ﾕﾓﾐﾁｬｰﾝ
内心テンション爆上がりだったのですが、コミュ障で陰キャのおもしょさんはこっそり写真を1枚パシャっと撮ったらそそくさとその場を後にしましたとさ。
めでだしめでたし。
館内
画像：ホテル一井
ホテル一井の館内図です。
売店、食事会場、フロント・ロビーなどがある「本館」
大浴場がある「別館」
会議室がある「西館」の3つの棟で構成されています。
本館の1階はお土産などが買える売店になっていてめちゃくちゃ広いです。
画像:ホテル一井
ホテル一井の宿泊客じゃない人もここでお買い物できます。
そういえば初めて草津に来た時に「喜びの宿 高松」に泊まったんですが、その時もお土産はここで買いました。
おもしょが温泉のお土産で真っ先にチェックするのが入浴剤。
なんと一井の売店には自分でオリジナル入浴剤が作れるコーナーがありました！
これ楽しくていいですね。
作るかめっちゃ迷いましたが…
結局こっちを2袋買いましたｗ
ホテル一井のオリジナル入浴剤ですが、これ再現力高くて本当に家でも草津の温泉に入っているような気分になれます。
肌触りもサラサラですしー。
香料としてイオウが含まれているのですが、風呂釜を傷めるほどの量ではないので安心してください。
他にも入浴剤コーナーがめちゃくちゃ充実していたので、お土産におすすめです！
1階の売店からエレベーターに乗って3階に行くとフロントがあります。
(´⊙ω⊙`)!!!
広いし綺麗だし高級感があっておもしょさん場違いな気がしてきた…。
フロントではスタッフの方が
と丁寧に一礼してからチェックインの手続きをしてくれて、接客レベルの高さに驚きました。
部屋に向かう途中に観光経済新聞社の「5つ星の宿」の認定証が飾られていました。
2012年からずーっと毎年「5つ星の宿」に認定されています。
他にも色んな賞を毎年受賞しているみたいでやっぱりこのホテルは格が違う。
客室
ホテル一井は湯畑の目の前ということで、本館の「湯畑の見える部屋」が人気ですが、その分お値段もそれなりにお高い。
基本の客室はどの館もほぼ同じグレードだと思いますが、西館はどこに行くにも別館を経由しながらエレベーターを2つ乗り継ぎしないといけないので玄関から徒歩7～10分ほどかかるみたいです。
その分リーズナブルな価格設定になっているので西館の部屋を予約しました。
部屋が遠いのはそんなに気にならないし、部屋なんてそこそこでいいの。
憧れの一井に泊まれるだけで十分。
そう思っていたのですが…
なんと！別館の部屋にアップグレードしてくれていましたー！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
こちら今回宿泊する別館5階のお部屋。
玄関はこんな感じ。
さぁ、開けるよ？
オーーーーープン！！
ええやん。
(*￣ω￣)ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ…
10畳の和室ですね。
広縁（おもしょ大好きエリア）もあります。
部屋からの景色は
こんな感じ。
別館なので湯畑は見えませんが、西の河原通りが目の前にあるので意外と騒がしいです。
若い子達がきゃっきゃきゃっきゃ言うてた。
洗面台は鏡が大きくて良いですね。
部屋のお風呂。
壁の木目がいいですね。
トイレはTOTOのウォシュレット付き。
プラズマクラスターもありました！
クローゼットの中に浴衣がありました。
お子様用や特大が必要な人はフロントに連絡してください。
あとアメニティ。
靴下があるのが意外でした。
お茶請けは「ごませんべい」と「湯の花まんじゅう」
おもしょさん甘党なのでアンコ大好き。
一井のロゴが入った温泉タオルと歯ブラシ。
温泉タオルは緑と黒でしたが他にどんな色があるんでしょうね？
温泉
大浴場は別館の3階にあります。
右が女湯、左が男湯です。
男女入替はありません。
温泉宿の暖簾ってどの宿も個性があっていいですよねー。
ホテル一井の暖簾は一段と個性的。
(￣ω￣;)おぅふ…
お風呂は撮影禁止でした。
まぁ、撮禁じゃなくても草津はお客さんが多くてどこの宿もお風呂の写真は撮れなさそうですけどねー。
お風呂は公式サイトや旅行予約サイトの写真をお借りしてご紹介したいと思います。
「刺青・タトゥーのある方のご利用はご遠慮くださいませ。」と注意書きがありますね。
草津は外国人も含め色々な人が訪れる人気観光地ですから、TATTOOがある人も多い気がしますけどねー。
一応注意書きがあるので刺青・タトゥーのある人はファンデーションテープをご利用ください。
【入浴可能時間】
・14:00～26:00
・5:00～10:00
大浴場『石殿』
男湯の大浴場がこちら！
(´⊙ω⊙`)!!!
めっちゃ広いやん。
しかも白濁した濁り湯が広い浴槽を満たしていて硫黄の香りが漂います。
(*￣ω￣*)ｼｱﾜｾ…
あとで詳しく解説しますが、ホテル一井の大浴場は湯畑源泉ではなく「白旗源泉」です。
湯畑の目の前にあるのに湯畑のお湯は引いてないなんて意外ですね。
でもね、白旗源泉は草津の温泉旅館の中でも湯畑周辺の10軒程しか使用できない超希少なお湯なんです。
そんな希少なお湯がこんな広い浴槽に源泉かけ流しで注がれてるんですよ？
最高に贅沢。
湯畑の湯樋（縦に並んだ箱みたいなやつ）は高温の源泉を冷ますためと、湯の花の採取が目的でもあるのですが、「白旗源泉」は湯の花が採取されることなくそのまま宿に引湯されるため、湯畑源泉に比べて硫黄分が多く白濁しています。
白濁しているからか、お湯の肌触りはトロトロで包み込まれるようなまろやかさがありました。
参考までに、こちらが女性用大浴場。
男湯よりちょっとだけ奥行が狭いのかな？
それでも十分広いですけど。
露天風呂『石庭』
ホテル一井の露天風呂がこちら。
六角形の石造りの浴槽です。
そんなに大きくなくて5～6人しか入れないサイズ。
内湯の広さを考えたら小さいですね。
露天風呂のお湯は「万代鉱源泉」です。
内湯と違った泉質を楽しめるのも嬉しいですね。
「万代鉱源泉」は草津の源泉の中でも一番酸性度が高いので、ピリッとした刺激があります。
例えるならレモン汁のお風呂に入ってる感じ。
めっちゃ酸っぱいｗ
目に入ったら沁みるよー。
目が…目がぁぁぁ！！
ってなる。
泉質
ホテル一井の泉質は内湯が「白旗源泉」、露天風呂が「万代鉱源泉」
それぞれの泉質はこちら。
源泉名：白旗源泉
泉質：酸性・含硫黄－アルミニウム－硫酸塩・塩化物温泉［硫化水素型］
pH：2.06
泉温：55.5℃
湧出量：1,508ℓ/分
メタケイ酸含有量：216mg
上記でも触れましたが、白旗源泉は草津の温泉旅館の中でも湯畑周辺の10軒程しか使用できない希少なお湯です。
湯の花が採取されることなくそのまま宿に引湯されるため、硫黄分が多く白濁しているのが特徴です。
天然の保湿成分と言われるメタケイ酸が216mgも含まれています。
この含有量、通常の5倍です！
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
源泉名：万代鉱源泉
泉質：酸性－塩化物・硫酸塩泉(低張性酸性高温泉)
pH：1.70
泉温：95.4℃
湧出量：6,200ℓ/分
メタケイ酸含有量：501mg
万代鉱源泉は白根山中腹から湧く比較的新しい源泉です。
湧出量が圧倒的に多く、湯畑から離れている宿や新しく出来たホテルなどはこの源泉を引いているところが多いです。
代表的な草津の源泉の中でも最も酸性度が高くピリピリとした刺激があります。
草津といえば硫黄の香りをイメージする人が多いと思いますが、万代鉱源泉は湧出時の温度が高温すぎて硫化水素ガスがお湯に溶けることが出来ないため、無色透明で無臭、硫黄成分が含まれない源泉です。
肌触りはスッキリサラッと爽快。
パンチが効いてる強いお湯です。
肌の弱い方には刺激が強すぎるので向かないかなーと思います。
しかし含有成分はかなり多く、メタケイ酸は脅威の501mg！！
通常の10倍の含有量です！
(´⊙ω⊙`)!!!
草津はお湯はどの源泉もやっぱりすごい！
料理
食事は朝夕共に本館2階にある「あららぎ」でビュッフェでした。
夕食
ビュッフェ会場は席と席の間隔が広く、ゆったりと食事ができました。
料理が置いてある場所も分散してあるので1ヶ所に人が集中して混雑する感じもなかったです。
平日で空いていましたが、他のお客さんのマナーも良くて気持ちよかったです。
やっぱり高級ホテルは客層も違うんですねー。
品があるし皆さん落ち着いてらっしゃる。
ライブキッチンで焼いてくれるステーキやローストビーフが美味しかったです。
品数も多かったですし、どの料理も美味しかったです。
海無し県だからか、お寿司など海鮮系の味や鮮度は普通かなぁ。
（おもしょの舌が肥えた説あり）
ピザをオーダーして焼いてくれるのが良かったです！
最後にデザート。
美味しゅうございました。
朝食
朝食も夜と同じ「あららぎ」にて朝食バイキング。
温泉宿の朝食といえば～？
そう！おんたまですね。
おんたまありますように！
おんたまありますように！
おんたまあるやーーーーん！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
割ってくれてるしイイネ！イイネ！
とりあえず3つ確保。
(￣ー￣)ﾆﾔﾆﾔ…
ライブキッチンではオムレツを焼いてくれました。
洋食のパンとかもあるけど、おもしょは和食大好き。
気になるおんたまですが…
お？
箸を入れても黄身が流れ出てこない。
これはっ…
最高やん。
（*´ω｀*）ﾎﾟﾜｯ…
おんたまは白身はトロトロだけど黄身は固めの半熟が最高に美味い。
さすが5つ星の宿！
食後のコーヒーとデザート。
左下のパンがめちゃくちゃ美味しかった。
実はおもしょさん口の中の水分を持っていく系の食べ物が嫌いなので、あまりパンを好んでは食べないんですが、このパンはめちゃくちゃ美味しかった。
もっと食べたかったけど最後に食べたのでお腹が限界でした…。
次行った時にもあるといいな。
めちゃくちゃ美味しいんで見つけたら絶対食べてくださいね！
湯畑・温泉街散策
草津に来たら湯畑や温泉街の散策を楽しみたいですよね。
でも一概に草津といっても湯畑から離れている宿も多く、時間を気にせず自由に散策できる宿は少ないです。
ホテル一井は草津一の観光名所「湯畑」の目の前に建っていますから昼でも夜でも好きな時に散策できます。
湯畑散策（昼）
湯畑から見たホテル一井。
本当に目の前です。
ここから源泉が湧き出して湯樋（箱みたいなやつ）を通って向こう側に流れていきます。
湯樋を通った源泉は湯滝となって流れ落ちます。
迫力満点！
ここからホテル一井が見えますね。
お湯の色がめちゃくちゃ綺麗です。
これが湯樋。
源泉を冷ますためと湯の花の採取が目的です。
湯畑のすぐ近くに「白旗源泉」が湧出しているところがあります。
この源泉をホテル一井の広ぉ～い大浴場に引いてるんですね～。
湯畑から西の河原通りを少し進むと…
(´⊙ω⊙`)!!!
こ…これは…！？
このサイトのヘッダーに使ってる画像だ！！
草津だったのか～。知らんかった…
そりゃ買うよね。
1個120円だったかな。
ちょっと黄身がゆるかった…。
おんたまは白身はトロトロだけど黄身は固めの半熟じゃないとー。
まぁ美味かったけども。
湯畑散策（夜）
夜の湯畑は昼とはまた違った良さがあります。
夜に湯畑散策できるのは湯畑に近い宿に泊まってる特権ですよねー。
夜の湯畑はライトアップされて幻想的な雰囲気が漂います。
ライトの色は時間の経過で青くなったり白くなったりします。
ライトアップは熱の湯の2階から照らしているんですね。
湯畑から見たホテル一井。
夜は気温が下がるので湯滝の周りは湯気が濛々と立ち込めています。
アクセス
【所在地】
群馬県吾妻郡草津町草津411
【TEL】
0279-88-0011
【FAX】
0279-88-0111
【電車】
JR長野原草津口下車→草津温泉行きバスで25分
【自動車】
関越道渋川伊香保ICより80分
上信道碓氷軽井沢ICより60分
上信道上田・菅平ICより70分
※駐車場は100台分完備
※高さ2.8m以上の車は駐車不可
【高速バス】
上州ゆめぐり号：新宿から約4時間
温泉宿データベース
| 部屋 | 【別館】10畳和室＋広縁 ※グレードアップ |
| Wi-Fi | 有 |
| チェックイン | 14:00～ |
| チェックアウト | ～10:00 |
| 入浴時間 | ・14:00～26:00 ・5:00～10:00 |
| 刺青（タトゥー） | 不可 |
| 夕食 | バイキング |
| 朝食 | バイキング |
| バス | 有 |
| トイレ | 有 |
| シャワートイレ | 有 |
| 冷蔵庫 | 空 |
| 広縁 | 有 |
| 料金 | 10,150円 ※ふるさと納税感謝券 4,500円分使用 |
今回利用したプランは「じゃらん」の「【基本・食べ放題ビュッフェ♪】子供も大人もお年寄りも♪お好きなものだけ、好きなだけ♪当館予約数No.1」で、お部屋タイプおまかせ西館限定のプランでした。
しかし部屋に空きがあったのか別館にアップグレードされていたのでラッキーでした。
チェックインが14時なのも嬉しいですし、部屋でWi-Fiが使えるのも便利でした。
注目すべきは料金ですが、正規の料金は西館限定の一番安いプランでも1人14,500円です。
おもしょ的には相当頑張らないとこの金額の宿には泊まれないです。
しかも今回は電車で来てますから交通費もかかってます。
なぜ低所得のおもしょがホテル一井という富裕層クラスの宿に泊まれたかといいますと…。
（お腹のポケットをモゾモゾ…）
ティリリティッティリ～♪
く～さ～つ～お～んせ～んか～んしゃけ～ん！
ふるさと納税の返礼品の「くさつ温泉感謝券」です！！
草津町にふるさと納税すると1万円の寄付で3,000円分の感謝券が返礼品としてもらえるんですよね。
四万温泉のある中之条町でも感謝券がもらえます。
一井の正規の料金は14,500円で、感謝券を4,500円分使って1万円ポッキリ。
入湯税が入って実質支払ったのは10,150円です。
こんなに安く憧れのホテル一井に泊まれるなんて、ふるさと納税って本当にお得！
所得税と翌年の住民税が控除されて、その上寄付額の3割程度の返礼品がもらえるんですもん。
メリットしかない。
会社の上司とか周りの人にも毎年勧めてるけど意外とみんなやらないんだよなぁ…。
住民税を納めている人でふるさと納税やってない人は本当にもったいないですよー。
草津町にふるさと納税したい人はネットショッピング感覚でふるさと納税ができる「楽天ふるさと納税」がおすすめです。
※楽天ポイントでも寄付できます。
その他色々なふるさと納税サイトがありますが、対応している自治体が最も多いのは「ふるさとチョイス」なので、ここで色々探してみるもの面白いと思います。
総評
【総合評価】
【部屋】
【風呂】
【食事】
【接客・サービス】
【価格】
初めて憧れのホテル一井に宿泊しましたが、ちょっと他とは格が違う印象を受けましたね。
接客・サービス面の評価を5としたのも、部屋のグレードアップやスタッフの方の手厚いおもてなしはもちろん、アンケートを記入すると入浴剤がもらえたり、売店で2,000円以上の買い物をすると記念品がもらえたりと嬉しいサービスが沢山あったからです。
お風呂は希少な白旗源泉が源泉かけ流し、湯船もむちゃくちゃ広くて最高でした。
ハイクラスのホテルなので宿泊料金はやや高めですが、湯畑前の立地の良さやサービスの良さを考えると決して高くはないと思います。
草津温泉には沢山の温泉宿やホテルがありますが、ホテル一井は間違いなくトップクラスの宿だと思いました。
またホテル一井さんに泊まりたいです。
